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Mail Online (2017年10月22日) - 探偵Mail

2017/10/24 (Tue) 11:51:42

探偵です。久しぶりに読み応えのある記事に出会い、簡単に日本語にしてみました。原文通りでなく分かりやすくまとめています。
本文の見出しにBall and Bow back together とあるのはBoeの間違いですね。
では、長いですが、日本語での記事楽しんでください。

【英文記事】
http://www.dailymail.co.uk/femail/article-4989400/Michael-Ball-Alfie-Boe-unlikely-partnership.html#i-4cd869cc1f681e6e



「二人の相性が何でこんなに良いのかな?」と質問されると、口をそろえて、「一人より二人でやる方がずっとうまくいく!楽しい!」と答えるマイケル・ボール(2度のオリビエ賞、OBEの英国勲章を受け爵位を持つ)とアルフィー・ボー(トニー賞受賞、2010年のレミゼ25周年記念公演のBring Him Homeでブレイク、今英国で一番売れているテナー歌手)。
二人の出会いは25年前。マイケルの家にアドバイスを求める手紙を送ったが、返事をもらえなかったと今なお恨みに思っているアルフィー。これに対し、「アルフィーの僕へのストーカーは今だに続いているから、おあいこだね」と笑い飛ばすマイケル。
再会は10年前。"Kismet"(演出、内容共に最悪のオペラ)で共演した時の苦い経験が二人を強く結び付け、その後、マイケルがアルフィーをPromコンサートに誘ったことで、友人となった。そして”Together”に繋がっている。

今や「ボールとボー」の愛称で呼ばれている二人だが、
性格は少し違って、ボール(55歳)は笑顔を絶やさない、少しぽっちゃりしていて、饒舌。ボー(44歳)は少しはにかみ屋で、口数は少ない。

でも、この二人にはいくつか共通点がある。

1.二人のスタートは華々しいものではない。
マイケルはプリマスの学校を退学寸前にドラマスクールのオーディションを勧められて受け、合格。
アルフィーは故郷フリートウッドの車工場の見習い工の時、顧客の一人に勧められ、ジーンズとTシャツ姿でドイル・カルトオペラの入団試験を受け、その当時唯一知っていたクラシックのMy Heart's Delightを歌い合格。

2.若い頃、心の支えとなっていた大事な人を亡くす。
マイケルはおばあさん。アルフィーはお父さん。
二人ともその後の成長・活躍を見てもらえないのを、とても寂しがっている。アルフィーは今でも、舞台に上がる前、「お父さん見守って!」と必ず心の中で呟いて舞台に上がっている。

3.二人とも悲しい過去がある。
マイケルはパニック障害があり、広場恐怖症にも陥り、一時は9か月間アパートに引きこもったこともあった。
その窮地に手を差し伸べてくれたのがキャメロン・マッキントッシュで、「レミゼ」のマリウス、「オペラ座の怪人」のラウルの役をもらい、やり通した。今でも、舞台に上がる前パニック状態になるとBoyzone singerのStephen Gatelyに教わったタップ療法をやり、救われている。
アルフィーは大家族(子供9人の末っ子)で育ったので、修行中の苦しさ、孤独に耐えられずにアルコール依存症に陥ったこともあった。

4.女神が現れ、二人の窮地を救う。
マイケルは1989年、60年台のポップミュージックショーの司会をしていたキャッシーにインタビューを受けた。精神的に落ち込んでいた時期だったので、彼女との出会いがマイケルの救いになった。その後パートナーとして一緒に暮らしている。彼女の支えのお陰で彼は平静を保つことが出来、感謝している。家が火事になった時にマイケルを助け出してくれたのもキャッシーだ。命の恩人だ。マイケルにとって、キャッシーは最愛のパートナーである。
アルフィーはサラというアメリカ人の女優と出会い2004年に結婚し、苦境を乗り切る手助けをしてもらった。サラは今ソルトレイクシティに子供二人と住んでいる。ロンドンで離れて暮らし一年に11週間位しか2人の子供に会えないアルフィーに代わり、子育てを全面的にやってくれている。とにかく、サラがいなければ今の自分はいない!と言い切る、愛妻家である。

5.健康第一をモットーに日々運動に励む
マイケルは今年のツアーの時、隣で歌うアルフィーがライアン・コスリング(カナダのミュージシャン)みたいにかっこ良いのに、自分は前の晩のワインの飲みすぎで赤い顔をしている姿にかなりショックを受けた。パートナーのキャッシーとも相談して徹底的に変身をしようと、ハリウッド式健康法(アルフィーは数年前から実施)をやり始めた。最初の2週間位で6キロほど体重を落とし、6か月続けた今12キロ減量に成功している。
専属の栄養管理士Amelia Freerについての食事療法が功を発しているのだろう。
アルフィーは3年前から禁酒して、今は一切アルコールは口にしない。ジムに通い、時々アルコールの誘惑に負けそうになるけど、ボクシングをしたり、ギターを弾いたりして気を紛らわしている。
二人はたばこは吸わず、アルコールは一切口にせず、甘いものを控える毎日。(マイケルはクリスマスにワイン一杯、新年にシャンパン1杯は飲むかな?と苦笑い)
そのお陰で、二人共声の調子は良く、健康的な生活が送れ、ハードなスケジュールにも耐え、ハピーだと言う。

こんな深い絆で結ばれた二人のショーはユーモアが絶えず、今やイギリスのミュージカル界のMorecambe and Wise(ラジオ、TV,映画でかって活躍したBritish最強の コメディアンの二人)とまで呼ばれる程に成功を収め、前途洋々である。
昨年はCDのTogetherでダブルプラチナ賞を取り、今年はTogether againの発売も近い、そしてITVへの出演、全国ツアー(海外ツアーも)と、躍進を続ける二人。
最高のハーモニーを醸し出す、最強のチーム「ボールとボー」のこれからに大いに期待したい!


ありがとうございました。 - yui

2017/10/24 (Tue) 19:49:02

探偵さま
こんにちは、お久しぶりです。

数日前、なぜか涙が出てくるのをこらえながら、でも出来るだけきちんと読み取りたくて、一生懸命辞書を引きながら読んだ記事でした。
こんなふうに素敵な日本語で読む事ができ、嬉しくて仕方ありません。

私は、ふたりの Together の世界が大好きです。
何よりマイケルさんがアルフィーに向ける優しい眼差しが嬉しくて、そんな場面を見る度に幸せな気持ちになれます。

世界一のハーモニーも、(と思ってます… (^-^; )
底抜けに楽しいステージも、
どこか温かみを感じる雰囲気も、
きっと、こんなふたりの絆から生まれてくるんだろうなぁ…
と再確認しながら読ませて頂きました。

ファンの長年の夢だった初来日が、「Ball & Boe」という形で実現します。
もう直ぐこのふたりに会える というドキドキと、
『Together』の一員になれる喜びをあらためて感じた記事でもありました。

英文記事と一緒に、大切に保存記事にしておきたいと思います。
本当にありがとうございました。

ありがとうございます! - grace

2017/10/24 (Tue) 16:16:55

探偵さま

お久しぶりです❤

アルフィーたちのことを、こんなふうに日本語にしていただけるなんて感激しています。

特に今回の記事は、2人が乗り越えてきたことや、心の支えのことなど、今までいろいろな記事に書かれてきた内容とは少し違っていて、多くの人に読んでほしいと思っていました。

自分で読むには、ハードルが高くて、ざっと目を通して、なんとなくわかったような気になっていたのですが、こうして改めて日本語になったものを読むと、2人の道のりが順風満帆ではなく、色々な共通点があったことで、お互いに引き付けあうものがあったのかもしれないな・・・とか思って、とても不思議な気持ちになりました。

マイケルさんも、笑顔を振りまいて周りを明るくしてくれる現在の姿を見ているだけではわからないことがたくさんあったのですね・・・
ほんとに尊敬します。

2人のことが、もっともっと好きになりました。

こんな2人が、日本に来てくれる・・・本当に嬉しいことです❤

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